競合を圧倒する秘訣公開

JASEC 日本イーコマース学会

|
競合を圧倒する秘訣公開

競合を圧倒する秘訣公開

  • 2025年7月21日
  • 読了時間: 2分

更新日:2025年7月25日

東南アジア企業が日本ECで売上を急伸させる

――国内最新事例で読み解く成長戦略のリアル

日本のEC市場は世界有数の規模と成熟度を持ち、多層的な消費者層と独自の進化を続ける「挑戦の舞台」です。2023年には約13.8兆円のBtoC-EC市場規模を誇り、2025年には約17兆円前後に達するとの推計もあります(経産省調査より)。伝統的なブランドから新興D2Cまで、多彩な勝ち筋が競い合うこの市場で成功するには、ローカル実例から勝ちパターンを抽出し、自社の強みと統合する発想が不可欠です。

本稿では、越境ECを除いた国内現地展開の実例を中心に、「売上急伸」のメカニズムと具体的な戦術を明らかにします。

1. 市場環境分析――なぜ今、日本EC市場なのか?

・2023年の日本BtoC-EC市場は13.8兆円(経産省)・Z世代から高齢者までEC利用が浸透。60代の半数以上が月1回以上ECを利用(LINE調査)・ライブコマース市場は2023年に900億円規模、2026年には3,400億円に拡大予測(日本流通産業新聞)

2. 急成長ブランドの成功要因

2-1. 商品開発&独自ブランド戦略 ― タンスのゲン

PB商品900品目以上(2023年)を展開し、家具ECで急成長。楽天ランキング上位常連。ポイント:「利益率×デザイン×機能性」の差別化戦略

2-2. デジタルギフトの革新 ― Gift Pad

売上51億円(前年比+92%、2023年)でデジタルギフト業界国内3位。ポイント:SNSや法人向けキャンペーンでBtoC/BtoBを両立

2-3. サブスク&CRMモデル ― UCCグループ

定期会員20万人、解約率年7%。サブスクモデルで継続率とLTV向上。ポイント:「最適提案タイミング」による定着促進(社長談話より)

2-4. オムニチャネル連動 ― PELLE MORBIDA

EC売上比率32%(2023年)。実店舗との統合でブランド体験を最大化。ポイント:チャネルごとの一貫体験が差別化に

2-5. コミュニティECモデル ― ASICS

2020年にEC売上101.6%増(前年比)。ランニングクラブ連携・D2C強化が鍵。ポイント:「体験価値」と「ファン形成」

3. 東南アジアブランド向け 実践ガイド

  • PB導入×多品種小ロット展開

  • SNS連携ギフト施策の強化

  • サブスク+CRM+LTV設計

  • イベント・体験型チャネル構築

  • 顧客データ活用による個別提案

この記事を書いた人

JASEC 日本イーコマース学会

この記事は参考になりましたか?

コメント

まだコメントはありません。

コメントの投稿には会員登録(無料)が必要です

すでに登録がお済みの方は、メールアドレスとパスワードの入力でそのまま投稿できます。

関連記事

第8回(2026年)全国研究発表大会開催について

第8回(2026年)全国研究発表大会開催について

2026年5月21日

第10章 ECが目指すべき価格戦略の未来

第10章 ECが目指すべき価格戦略の未来

2026年5月19日

第9章 法務・ブランド面での注意点

第9章 法務・ブランド面での注意点

2026年5月19日

第8章 失敗しやすいポイント

第8章 失敗しやすいポイント

2026年5月19日

第7章 成功する企業の共通点

第7章 成功する企業の共通点

2026年5月19日